Git のリモートブランチ

Git の origin のブランチ一覧を表示

リポジトリをクローンした場合、クローン元のリモートリポジトリのことを origin といいます。

origin にあるブランチを確認するには、次のコマンドを実行します。

git fetch
git branch -r

ちなみに、ローカルのブランチも含めて、全てのブランチを表示するには -a オプションが使えます。

git branch -a

Git のブランチをローカルマシンにチェックアウト

次のコマンドを実行することで、リモートの origin/branch-x というブランチが、 ローカルマシンの branch-x としてチェックアウトされます。

git checkout --track origin/branch-x

--track オプションによって、 origin/branch-x が「アップストリーム・ブランチ」として設定されます。

Git でリモートリポジトリからファイルを取得

Git でリモート origin から新しいファイルを取得する場合には、次のコマンドが使えます。

git fetch

ファイルを取得しても、ローカルのファイルにマージしたりしません。

Git でリモートリポジトリからファイルを取得してマージ

Git でリモート origin から新しいファイルを取得してローカルファイルにマージするには、次のコマンドが使えます。

git pull

Git でリモートにローカルのブランチをアップロードする

Git でリモート origin にローカルのブランチのファイルをプッシュするには、次のコマンドが使えます。

git push

現在のブランチのファイルを、関連付けされているアップストリームブランチにプッシュします。

ローカルブランチをプッシュして、アップストリームブランチに設定

まだ関連付けされたアップストリームブランチがなく、ローカルのブランチをプッシュしてアップストリームブランチに設定する場合は、次のコマンドを実行します。

git push --set-upstream origin "ブランチ名"

尚、 オプション --set-upstream の省略形は -u です。

リモートにブランチをプッシュする時にブランチ名を変更

リモート origin にブランチをプッシュする時に、ローカルのブランチ名を他の名前でプッシュする場合は次のようにします。

git push origin "ローカルブランチ名":"リモートブランチ名"

Git でリモートリポジトリの接続を削除する

Git のリモートリポジトリ origin との接続を削除するには次のコマンドが使えます。

git remote rm origin

Git のリモートブランチのコミットログを確認する

Git のリモート origin の master ブランチ (つまり origin/master) のコミットログを確認するには、 次のコマンドが使えます。

git fetch
git log origin/master

Git のリモートの情報を表示する

現在設定されているリモートサーバー origin の情報を表示するには、次のコマンドを使います。

git remote show origin

Git のトラッキングブランチの設定を表示する

現在設定されている、トラッキングブランチの設定を表示するには、 git branch コマンドの -vv オプションを利用します。

git branch -vv